仕組み・原理

燃料の劣化を最適な状態に近づける。

液体燃料活性触媒「TT EX PRO」はアルコールもしくは鉱油を主成分とし他に遷移金属を含んだ触媒です。以下2つの反応を促進することにより燃料の性能を最大限に引き出します。

反応①

主成分であるアルコールもしくは鉱油を水素の提供源として遷移金属の触媒効果による還元反応を利用し、不飽和炭化水素の多重結合を単結合にする。

反応②

反応①により発生した単結合状態の炭化水素は液体凝集力であるファンデルワールス力(※1)という分子間結合力によって集合し、この集合体が時間と温度に比例して増加し所謂スラッジとなる。当該触媒に含まれる遷移金属が持つプラス電位とスラッジ側のマイナス電位の間の高い電位差により炭化水素の分子間結合力を弱体化させ、スラッジの分散分解を促進する。
※1…原子、イオン、分子の間に働く力の一種。


多重結合の大きい炭素の塊よりも単結合の小さな塊の方が早く着火し、次々と他の炭素に燃焼が伝達します。つまり、少ない燃料でより大きな「仕事」エネルギーを得ることが出来ます。
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